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パートナーは、レイキャシールのApricotと名乗った。 初めて彼女を見たとき、Piaの頭にはただひとつの単語が浮かんでいた。 『ロリメイド』 Apricotがアンドロイドとして作られたときのコンセプトが、ずばりロリメイドであろうことは恐らく間違いの無い事であると思われた。 その証拠に、ロビーをうろついていた他のハンター達に取ったアンケートの結果がこれだ。
アンケート用紙を読み返して、改めて自信を深めるPia。 「オゲ!なにしろレンジャーは眼が命だからな!」 彼にとっては獲物とはモンスターだけではないのだ。 一方でApricotもかなり混乱していた。 (この人、なんか変なの。) 今まで自分を見た人間の反応は、最初っから外見で馬鹿にしてかかるか、「こんなのと組めるか!」と怒り出すような人達ばかりだった。 しかし今日のパートナーは、一瞬ぐらりとよろめいたかと思うと、おもむろに紙の束を抱えて、周りにいるハンターたちに怪しげな発音で「チョトイイデスカー?」などと訊いて回り始めたのだ。 彼は1時間ほどその奇妙な行動を続けた後、紙の束を読み返してガッツポーズを取った…Alt+F9のポーズであった。「くるっビシィ!」というのは決め台詞なのであろうか?何から何までが珍奇な人間であった。 …が、とにかくギルドによって決められた今日のパートナーはこの男なのだ。そう自分に言い聞かせて、先ほどの動揺を全て抑える。 (ELENORなら、きっとこんなにあっさりとは収まらないの。) 以前に依頼でパートナーとなった、感情表現が自分よりはるかに多彩だったアンドロイドの名前を思い出しながら、ApricotはPiaを見上げた。 …まだガッツポーズを取っていた。 |
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